応急手当①

身のまわりで誰かが突然倒れ心停止などの危機的状況に陥った場合、救命処置は一刻を争います。
救急車が来るまでの間に、適切な「救急蘇生法」を行うことが人命を救うための第一歩になります。

はじめに

傷病者の胸と腹部の動き(呼吸により胸部が上下するか)を見て、普段どおりの呼吸があるか観察しましょう。
動きがなければ「呼吸なし」と判断します。死戦期呼吸などの普段どおりでない呼吸や、約10秒かけてもわからない場合は心停止とし、胸骨圧迫を開始しましょう。

反応はなくても普段どおりの呼吸がある場合は、気管が狭まったり、吐物が詰まるのを避けるため回復体位をとらせ、様子を見ながら応援や救急隊の到着を待ちましょう。

到着を待っている間に、呼吸が普段どおりでなくなったら、胸骨圧迫をしてください。

ここでは回復体位の取り方を確認できます。

回復体位のやり方

回復体位の向きはどちらでも良いです。
薬物中毒などの場合、体内への吸収を遅らせるために左を下にした回復体位をとります。
そうすることにより胃底部が下になり、腸へ毒物の流出を防ぐ効果があります。

①傷病者の右側に座り、右腕を頭上方面に伸ばす

②傷病者の身体を手前に起こす

③傷病者の顎を上げ起動を確保する。
左腕を顎の下に差し込む。

④回復体位の完成

救急車到着までの時間内に、回復体位の向きを変える必要はほぼありません。
長時間の同じ姿勢で、下側の神経などが圧迫・損傷することもあるので、
救急隊の到着が遅れ、30分以上経過する場合は、回復体位を反対向きにしましょう。

ブログ記事内のイラスト使用について


ブログ記事で使用しているイラストには無断転載防止のため「Golden ratio Inc.」の文字を入れております。文字なしのイラストを自院や自社で使いたいという方がいれば「お問い合わせフォーム」より、その旨をご連絡ください。

関連記事

  1. 3つの正しい「咳エチケット」

  2. コロナ予防のための手洗い

  3. 胃の構造

  4. コロナ予防の正しいうがい

  5. 脳の構造

  6. 圧迫骨折

  7. 片頭痛

  8. 応急手当②

最新記事

PAGE TOP