管理栄養士ブログ

高血圧|健康な人生を送るには

こんにちは、管理栄養士の尾上です。

現在、 日本の高血圧の患者数は約 4300 万人と推定されています。
つまり、人口の約3分の1の方が該当する国民病なのです。
高血圧は、三大疾病である心疾患、脳血管疾患の原因にもなり得ます。
そして、加齢に伴い、その割合は増えていきます。

今回は、「高血圧」について解説していきたいと思います。

高血圧とは?

高血圧がどんな病気かお話ししたいと思います。

血圧とは、血液が動脈を流れる際に血管の内側にかかる圧力のことです。
よく、血圧の「上」や「下」という言い方をしますが、上は心臓が収縮して血液を送り出したときの「収縮期血圧(最高血圧)」のことで、下は心臓が拡張したときの「拡張期血圧(最低血圧)」のことです。

収縮期血圧が140㎜Hg以上、拡張期血圧が90㎜Hg以上のとき、高血圧と診断されます。

成人における血圧値の分類

成人の血圧値は、以下のように分類されます。

収縮期血圧140mmHg以上、または拡張期血圧90mmHg以上の人は高血圧に該当されます。

高血圧予防には減塩が基本

高血圧と聞くと減塩をしなくてはいけない、というのはほとんどの方がイメージできると思います。

では、具体的に1日に何グラムまでの塩分摂取が望ましいのでしょうか?

厚生労働省(日本人の食事摂取基準2020年版)が推奨する1日の塩分量は男性8g、女性は7g未満です。

また日本高血圧学会が定める摂取基準は1日6g以下です。

しかしWHO(世界保険機関)が推奨する健康的な人の塩分摂取量1日5g未満です。

日本人の1日に摂取する塩分量は?

平成30年の国民健康栄養調査によると日本人男性は平均11g、女性でも9.3gの塩分量を1日で摂取しています。

これはWHOの世界基準の約2倍の水準ですね。

ちなみに日本高血圧学会が推奨する1日の塩分6g未満という数字は、食事では外食のラーメンやうどん1杯の塩分量とほぼ同じです。

一般的な和食はヘルシーで栄養バランスは良いですが、使われている醤油や味噌などの、日本古来の発酵調味料は塩分が非常に高いとう欠点があります。

過剰な塩分摂取は様々な病気の原因となります。

この機会に減塩食を始めてみてはいかがでしょうか。

減塩食をはじめよう

無理なく出来ることからはじめる減塩食。

あなたはどれができますか?

何気ない日常の食生活にたくさんの塩分が潜んでいます。

お漬物やお味噌汁を摂り過ぎてはいませんか?

またソーセージやちくわ、かまぼこなどの加工食品には塩分が多いので、摂り過ぎは注意が必要ですね。

減塩食を意識する事で、塩分の多い食事を少しずつ減らしていきましょう。

健康な人生を送るためには

誰もが健康な人生を送りたいと思います。

ですが、飽食のこの時代、食生活だけでも様々な在り方があり、なかなかバランスを摂ることが難しくなってきています。

また、ストレスも多い現代社会において、生活習慣を見直すことも容易ではありません。

ですが、様々なリスクを放置していると、高血圧をはじめとする生活習慣病に繋がるのも事実です。

高血圧は典型的な生活習慣病です。

高血圧の要因となる運動不足やアルコールのとりすぎなどを見直してみましょう。

まとめ

いきなり食生活を変えることは難しいことです。

野菜を増やす、減塩調味料を買ってみる、など、できそうなことから徐々に減塩を進めていきましょう!

今回は、「高血圧」について解説しました。

  • コメント: 0

関連記事

  1. staff_04_pc

    学校で働く栄養士|仕事内容と求められるスキル

  2. 管理栄養士ブログ

    秋の味覚「サンマ」の栄養

  3. 管理栄養士ブログ

    糖尿病|日常生活のポイント

  4. 牛肉の栄養と効能|タンパク源として優秀な食材

  5. 管理栄養士ブログ

    食欲の秋!さつまいもの栄養

  6. 管理栄養士ブログ

    甘酒のもと、酒粕について

  7. 管理栄養士ブログ

    夏バテに効果!ゴーヤの栄養

  8. staff_04_pc

    管理栄養士と栄養士ってどう違うの?取得方法も仕事内容も違う!?

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。


Notice: Undefined variable: user_ID in /home/gigroup/golden-ratio.co.jp/public_html/wp-content/themes/unique_tcd044/comments.php on line 158
PAGE TOP