管理栄養士ブログ

砂糖の選び方、使い分け方について

こんにちは、管理栄養士の尾上です。

ひとまとめに「砂糖」といっても、上白糖、グラニュー糖、きび砂糖、黒砂糖などいろいろな種類の砂糖があります。

これらの違いは原材料や製造法によるものですが、用途はもちろん成分の違いを知っておくと便利です。

今回は「砂糖の選び方、使い分け方」について解説していきたいと思います。

砂糖の種類

砂糖にはいくつもの種類があり、それぞれ特性が違います。

違いを知って上手に使い分け、より美味しく見た目も美しい料理を目指しましょう。

上白糖、グラニュー糖

茶色い砂糖よりも安価で購入することができます。
色が白いので料理の色に影響しないのもメリットのひとつです。
どんな料理もひとつで済ませたい方には上白糖がおすすめです。
お菓子をよく作る方は、固まりにくいグラニュー糖が良いでしょう。

きび砂糖、てん菜糖

同じ砂糖を使うなら少しでもミネラルを多く摂りたいという方にはおすすめです。
また、てん菜糖には腸内の善玉菌のエサにもなるオリゴ糖も含まれています。
オリゴ糖が善玉菌のエサとなることは報告されていますが、過剰な期待をせず、同時に普段の食事を整えることも意識してみましょう。
茶色の砂糖は色味を気にしない料理やコクや深みを出したいときに役立ちます。
きび砂糖やてん菜糖よりさらに強いコクを出せるのが黒糖です。
黒蜜など、黒糖にしか出せないまろやかな風味もあるので、ぜひ黒糖を活用してみてください。
黒糖は固形で使いにくいイメージがあるかもしれませんが、使いやすい粉末タイプのものもありますよ。

三温糖

和食と相性の良い三温糖は、煮物や照り焼きなどによく使われます。
三温糖の特徴として、上白糖よりもコクや香ばしさがあるので、普段使っている砂糖を三温糖に変えるだけで、いつもの料理が風味豊かに感じられるかもしれません。
ただし、三温糖は茶色い砂糖ではありますが、ミネラルが豊富に含まれているというわけではないのできび砂糖やてん菜糖とは混同しないようにしましょう。

白い砂糖は身体に悪い?

「白砂糖は化学的に漂白されていて体に悪い」といったような説がうわさされることもありますが、これは誤りです。

上白糖やグラニュー糖が白いのは、「ショ糖」以外の不純物(サトウキビやサトウダイコン由来のもの)を取り除き、ほぼ100%ショ糖のみになっているため。

ショ糖は無色透明の物質であるため、ショ糖以外の物質が含まれない砂糖は脱色等を行わなくてももともと白いものなのです。

ちなみに、精製の過程で使われるのは漂白剤ではなく、石灰や活性炭などですが、これらは不純物を凝集・沈殿させ、ろ過することで不純物とともに取り除かれ、最終的な砂糖には含まれていません。

いずれにしても、白い砂糖だから危険、ということはなく、安全性を理由に茶色い砂糖を選ぶ必要はありません。

まとめ

上白糖やグラニュー糖は癖がなく料理の味を邪魔しないといえますし、三温糖はカラメル分によってコクが出るため、煮物などに向いています。

黒糖は独特の風味が強く、深い味わいになり、色味にも特徴が出ます。

日々の食生活に上手に取り入れられると料理の幅も広がりますね。

今回は「砂糖の選び方、使い分け方」について解説しました。

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