管理栄養士ブログ

「畑の肉」大豆の栄養について

こんにちは、管理栄養士の尾上です。

大豆は「畑の肉」と呼ばれるほど良質のたんぱく質を多く含み、みそや豆腐、しょうゆなどに加工されるなど、私たち日本人の食生活に非常に重要な役割を担っています。

今回は、「大豆の栄養」について解説していきたいと思います。

大豆の主な栄養素について

日本人は古くから、米、魚、大豆などを食べ続けており、大豆をうまく食生活に取り入れてきたことも、現在の長寿につながっていると考えられます。

グラフのように、大豆(乾燥)の約30%はたんぱく質です。

この大豆たんぱく質は、必須アミノ酸がバランスよく含まれた良質なものです。

大豆たんぱく質には、血中コレステロールの低下作用、肥満の改善効果などの生理機能があるといわれています。

また大豆には、脂質、炭水化物、食物繊維、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅、ビタミンE、ビタミンB1、葉酸など様々な栄養素が含まれます。

一方、大豆はコレステロールを全く含んでいません。このようなことから大豆は自然のバランス栄養食ともいえます。

大豆には上記のような成分のほかに

総コレステロールを低下させる大豆レシチン
ビフィズス菌を増殖させる作用のあるオリゴ糖
抗酸化作用、またコレステロールなど血中脂質の低下が期待できる大豆サポニン
骨粗しょう症の予防や更年期の不調を改善するといわれるイソフラボン

といった多くの機能性物質が含まれています。

小さな豆ですが、たくさんの仕事をする働きものですね。

「畑の肉」と呼ばれる理由

1712年にオランダの植物学者ケンペルがヨーロッパに大豆を伝えました。

その後ドイツで、大豆は「畑の肉」とネーミングされたそうです。

それは、大豆が肉に匹敵する量のたんぱく質を含んでいることがわかったからです。

たんぱく質は人間の筋肉や内臓やなど体の組織などを作っている成分であり、生命維持に不可欠な重要な栄養素です。

必須アミノ酸をバランスよく含むたんぱく質を、栄養価の高い“良質のたんぱく質”と呼びますが、肉や卵はこの良質のたんぱく質を豊富に含む代表的食品です。

一般に植物性食品のたんぱく質は栄養価が劣りますが、大豆のたんぱく質は肉や卵に負けない良質のたんぱく質です。

しかも大豆には他の作物よりずっと多い量のたんぱく質が含まれています。

また、大豆たんぱく質の消化吸収率は、納豆で91%、豆腐では95%であり、とても効率のよい食品といえます。

ちなみに、アメリカでは大豆を「大地の黄金」と呼んでいるそうですよ。

いろいろな豆類

他にもいろいろな豆がありますね。

近年、食の欧米化、多様化に伴って、和食離れが加速しています。

飽食の現代だからこそ、和食の魅力が見直されつつあります。

食生活に上手に取り入れていきたいですね。

まとめ

大豆のシンプルな味はさまざまな料理に馴染みやすく、大豆加工品はバリエーションも豊富。

大豆の栄養パワーをもっと取り入れて、私たちの食生活を豊かにしていきましょう。 今回は「大豆の栄養」について解説しました。

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