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たまごは1日1個まで?たまごの栄養で注意すべきことは?

こんにちは、管理栄養士の尾上です。

焼いても、茹でても、炒めても、生でもおいしく、ひとつの食材でいろいろな食べ方を楽しむことができるたまご。
そしてその小さなたまごの中には実に豊富な栄養が含まれています。

今回はそんな万能な食材であるたまごの栄養について紹介していきたいと思います。

たまごは1日1個まで?制限はないけど食べ放題でもない!

実はたまごの1日の摂取制限というのはありません!
たまごはコレステロールが高いから、1日1個までと思っている人も少なくないのではないでしょうか。

体内のコレステロール量は厳密に制御されていて、体内コレステロール量が多くなると排泄が増え、逆に少なくなるとコレステロールの合成が増えます。
そのため、2015年の食事摂取基準からたまごの摂取制限は無くなりました。

とはいえ、食事からのコレステロール摂取量は血中LDLコレステロール値とは無関係といわれているわけではなく、コレステロールの摂取量について「上限がないことを保証するものではない」としています。
健康のための「たまごは1日何個まで」といったルールは存在しませんが、通常の範囲を超えた量を食べることが長期間に及ぶのは避けたほうがよさそうですね。

たまごの保存方法と保存期間

たまごはいろいろな方法で保存が可能です。
それぞれの保存方法によっても保存できる期間が異なるため、どんな方法ならどれくらいもつのかをきちんと知っておきたいですね。

冷蔵保存
賞味期限として記載されている約2週間の間は生食が可能です。
たまごは、尖った方を下にして、たまごのパック容器ごと冷蔵庫にしまうと、鮮度がより長持ちすると言われています。

冷凍保存
細菌が繁殖しやすくなるため、避けたほうがいいです。

ゆで卵
冬場の10度前後なら常温保存もできますが、なるべく冷蔵保存をおすすめします。
殻をむいていない状態なら3日以内、剥いたものは24時間以内が目安です。
塩分を含むたれを使って味付けたまごにすると、もう少し長く保存可能となります。

スーパーフード、たまごの栄養と効果

朝食やお弁当、食卓の料理など、毎日の食事の中で登場するシーンはとても多いですね。
このように日頃からよく食べられているたまごは、その万能さや栄養価の高さから「スーパーフード」とも言われています。

具体的などのような栄養が豊富なのか、たまごに多く含まれている栄養成分とその効能について紹介していきます。

1日必要量の約1/3も摂れるタンパク質
3大栄養素の1つともされる、タンパク質。
タンパク質は、筋肉や骨、髪、皮膚などのもとになるため、わたしたちの体には必要不可欠な栄養素です。
特にダイエット中の人や体を鍛えている人などは積極的に摂りたい栄養素でもありますね。
たまごを2個食べるだけで1日に必要のなたんぱく質の約1/3も摂ることができるのです。
ゆで卵にするなどしたら、毎日手軽に豊富なたんぱく質を摂ることができますね。

ビタミンも豊富
たまごには、発育を促進したり肌の健康を維持するビタミンAや、赤血球中のヘモグロビン生成を助ける働きをもつビタミンB12、骨の形成と成長を促す働きがあるビタミンD、強い抗酸化作用を持つビタミンE、胎児の正常な発育に役立ち妊娠初期の女性に必要な葉酸など、多くのビタミンが含まれています。
他にも、カリウムやカルシウムといったミネラルもバランスよく含まれています。

脳を活性化させる「コリン」
体を構成する細胞に含まれるリン脂質の重要な成分がコリンです。
コリンは脳内の神経伝達物質であるアセチルコリンの材料となることから、記憶や学習に深くかかわると言われています。

カロリーオーバーには注意
Lサイズの卵1個のカロリーは約84kcalと、その大きさの割に意外とカロリーが高いです。
栄養価が高いからと言って食べすぎてはカロリーオーバーになってしまいます。
ですが最近では、朝食をゆで卵に置き換えるなどのダイエットもあり、食べ方によっては低カロリー高栄養価の食材として摂ることができます。

まとめ

栄養面でも調理面でも高機能で万能なたまご。

子どもからお年寄りまで、みんなが積極的に食べたい食材の代表とも言えます。

たまごをあまり食べてないと感じたら、ぜひ今日から毎日の食事に取り入れていただきたいと思います。

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